Black FaceのMajic 6サウンドを再現した１台。

製品名の由来はVolume 6, Treble 6, Middle 3, Bass 2がBlack Face期のFenderアンプの垂涎のサウンドとされており、
MiddleとBassの3 x 2=6から「Magic 6」と呼ばれていることでしょう。

このコンセプトとワンノブスタイルのプリアンプ/ブースター、名機19 sixty 3を彷彿とさせますが、

本機ならではのサウンドは、中域はナチュラルで、高域の明瞭さと低域の豊かさをほのかに醸し出すところ。

コンプレッション感は無く、中域の演出感も完全なクリーンアンプにおいては感じず、メリハリの効いたエンハンス作用を感じます。

本機の真骨頂は少しでもゲインのかかった機材の手前に組み合わせて使用する時でしょう。

クランチアンプやドライブペダルの手前で使用すると、低域の粘りと高域のバイト感が絶妙。

それでいて音像が前に来て、パリンとした張り感もあります。

ギター本体のボリュームへの追従性も非常にリニアに効くので、手元のボリューム操作が出来るギタリストならば、
ペダルのON/OFFはせずにボリュームだけで歪み量をコントロール可能です。

ここぞという時のブースターとしても良いですが、個人的なオススメは軽めのクランチアンプと常時ONの本機とのコンビネーションで、手元のボリュームでクリーンからドライブをカバーするスタイル。
このフィーリングこそ、実機のMajic 6に近い物でした。

同時発売のREVとのコンビネーションで、空気感や奥行きとさらなる自然な抜け感も付与することができます。
価格もサイズもコンパクトなので、２台買いが出来てしまうのが嬉しい悩み。


メーカー説明

ナチュラルな質感を失わずに絶妙な艶を付加して、定番アンプで極上のヴィンテージサウンドを実現。
音圧感と音抜けを両立しつつ、パワフルな低域と巧みに抑えられた中域、煌びやかな高域を出力します。
音楽史に刻まれた伝統のサウンドをお楽しみください。カーボンコンポジット抵抗、トロピカルフィッシュを採用。


エフェクターの仕様や外観は予告なく変更になる場合がございます。
予めご了承ください。


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