SPACEMANからベストセラーのフェイザーペダルが小型化して登場！
隠しモードのサウンドはこのペダル唯一無二のクセになるスペースサウンド！

宇宙開発期のレトロ・フューチャーなSFセンスを色濃く反映させたSPACEMAN EFFECTSの製品は、当時の機器同様のフルアナログで製作されるのが最大の売り。
筐体にも一般的なシャーシは用いず、全てUSAメイドに拘る徹底っぷりは当時冷戦中のNASAを彷彿とさせます。


今回入荷のExplorerは過去にリリースされ生産完了モデルとなったExplorerのコンパクトモデル的な位置付け。
機能とサウンドはそのまま維持しつつコンパクト化を実現。

フォトセルを使用した6段階のアナログステージを装備した光学式フェイザー。
コントロールは最低限なシンプルスタイルながらも、王道フェイズサウンドはもちろん、エグいうねりを生み出すことも可能。

VOLで出力の音量(ブーストも可能)を、MIXでDry/Wet音の比率を設定。
RANGEツマミでエフェクトが掛かる帯域を設定し、RATEでスピードをコントロール。
RESでWet音に共鳴感を付加しWet音の質感を変化させます。

揺れを形成するLFO波形を5パターンから選択可能。
シンプルなサイン波や三角波はもちろんですが、2種のノコギリ波,矩形(スクエア)波は中々トリッキーで痛快なサウンド。アナログ設計ながらもここまでやってしまうのは流石のSPACEMAN。
なお、隠しモードを呼び出すことでさらにトリッキーなサウンドも出力可能に。。。
SPACEMANの名に恥じぬ、SFチックな信号音的サウンドや宇宙空間を彷彿とさせるスペーシーなサウンドなど、通常のフェイザーではなし得ない特徴的なサウンドも作り出すことができます。

EXP/CVの外部制御も可能なのでコンパクトサイズ,フルアナログながらも汎用性、機能性ともに優れた1台と言えます。

肝心のサウンドはアナログらしい生々しさと光学式らしい独特な艶感を感じさせるWet音で、デジタルサウンドとは一線を画すクオリティ。

優秀なフェイザーとしてもスペーシーな飛び道具としても第一線で活躍できるペダルです。
是非一度お試しください。



・コントロール
VOL: フェイズトーンに最適な出力量を調節します。

MIX: Wet音のレベルを調節します。ダイヤル上の正午付近で最も深いフェイジングを体験できます。
MIXコントロールを下げると、より繊細なフェイジング効果が得られます。MIXコントロールを最大にすると、完全にウェットなピッチモジュレーション設定になります。

RATE: ワイドレンジのスピードコントロールで、モジュレーションスピードを極端に遅くも早くもできます。
※EXP/CVをLFOシェイプで使用する場合、このコントロールでスイープの最大速度を設定します。
※マニュアル・モードでEXP/CVを使用する場合は、スイープの最低周波数をコントロールします。

RANGE:フェイシングの低域の伸びをコントロールします。
低い設定値では高い周波数のみがフェイズされ、RANGEを上げるとフェイザーは低域まで広がります。
低域までレンジを広く取る場合は特にスローでディープなフェイジングに最適です。

RES: レゾナンスコントロールです。フィードバックを調整することで、Wet音に響きを加えます。

SHAPE:5つのLFO波形を選択可能です。サイン波/ノコギリ波/反転ノコギリ波/三角波/矩形(スクエア)波
6つ目のオプションコントロールとして、マニュアルモードが存在します。RATEコントロールを使って、スイープの位置を手動で変更し、ユニークなトーンシェイピングを行うことができます。

EXP: マニュアルモード時は直接フェイズシフトステージをコントロールすることが可能です。通常のLFOモード時にはRATEのスピードをコントロールします。
1/4” TRSケーブルで、エクスプレッションペダルもしくは0-5VのCVを接続しコントロールします。

ALTANATE SHAPE：ON/OFFスイッチを押した状態でアダプターを挿すとLFOモードがオルタネイトシェイプとして機能します。(マニュアルモードは通常通り機能します)
通常のLFOモードとは異なるトリッキーな動きでより独創的なサウンドを出力可能です。

駆動電圧: DC 9～24V センターマイナス 2.1mmジャック
消費電流：51mA
入力インピーダンス：1MOhm