宇宙開発期のレトロ・フューチャーなSFセンスを色濃く反映させたSPACEMAN EFFECTSの製品は、当時の機器同様のフルアナログで製作されるのが最大の売り。
筐体にも一般的なシャーシは用いず、全てUSAメイドに拘る徹底っぷりは当時冷戦中のNASAを彷彿とさせます。


ARTEMISは7つのモジュレーションモードを搭載した超多彩なエンベロープフィルターです！
オートワウやフェイズ/ヴァイブサウンドなどエフェクティブなサウンドから優れたパラメトリックEQとしても使える1台。
各コントロールの繊細な相互作用やピッキングタッチによってエフェクトの効きや速さが変化するダイナミクスの柔軟性は、まるでペダルが生き物であるかのような錯覚に陥ります。
優れたEQセクションと幅広い応答性によってあらゆるシチュエーション、音楽スタイルに対応します。
Artemisは簡単なサウンドから難解なサウンドまで、ほぼ無限の可能性を秘めたペダルです。

最初はコントロールが難しく感じるかもしれませんが、３EQは全て正午、FREQを最小、RES最大にしていただくとエフェクトの効果がわかりやすいです。
まずはその設定からAMOUNTとSENSを含めて調整をして、お好みのサウンドに近づけてみてください！


フィルター機能
状態変数フィルターによるハイパス、バンドパス、ローパスフィルターを搭載しています。
BAND、HIGH、LOWの3つのコントロールがあり、それぞれノブが12時の位置でユニティゲインとなります。
それぞれ最大10dbのブーストと完全なカットが可能です。
モジュレーションをオフにすることで３バンドEQとして使用できます。
Bandノブを12時の位置に設定し、FREQで任意の帯域にダイヤルします。
HIGH及びLOWコントロールでそれぞれの帯域を追加します。
RESコントロールを追加することにより、さらにレゾナンスを追加し狭い範囲にフォーカスすることもできます。
音を出すには少なくとも上記３つのコントロールのどれかを上げる必要があります。

MODE
ノブの位置により７つのタイプのエフェクトを選択できます。
モードによってAMOUNT、FREQ、SENSノブの機能が変化します。
1. Envelope UP
2. Envelope DOWN
3. LFO-Triangle wave
4. LFO-Ramp UP wave
5. LFO-Ramp DOWN wave
6. Random wave
7. Static(モジュレーションオフ、EXPやCVによるマニュアルスウィープ）

SENS
ピッキングダイナミクスに対するフィルタースウィープの感度を調整します。
LFOモードではピッキングに対する速度の可変具合を調整します。

AMOUNT
エンベロープモードでは、モジュレーションの深さをLFOモードではスピードを調整します。

FREQ
フィルターのコーナー周波数を設定します。
最大のレンジを保つにはノブを最小にしてください。

RES
フィルターのカットオフ周波数の前にフォルマントピークを生成します。
フィルターやモジュレーション効果をわかりやすくするには、上げ目の設定がオススメです。

BYPASS
リレー式スイッチによるトゥルーバイパス

EXPジャック
一般的なエクスプレッションペダルや0-5V CVを標準サイズ（1/4インチ）のTRSプラグで接続できます。
EXPによる可変はFREQノブに対応します。


こちらはスタンダードエディションです。
ハンドメイドですが効率的な現代の製造技術を取り入れることで、SPACEMANのペダルを手に取りやすくしたモデル。
サウンドの基本はこちらのスタンダードエディションです。
ARTEMISに関しては、スタンダードの方がサウンドに若干の硬さを感じ、リミッテッドの方が温かみのあるサウンドであると感じました。
その他、各コントロールの効きや応答性などにも差があるようです。

電源：DC 9V センターマイナス 2.1mmジャック
最大消費電流 : 72mA
日本語説明書は付属致しません。
クイックスタート図解付属。
当社WTG保証つき。


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